ラーメンのもやしってうまいよね。
肉師匠です。
肉師匠だってもやしくらい食べます(実は二郎好き)
本流リスペクトの家系にはもやしが入っていることはそんなに無いと思いますが、もやしが合わないラーメンの方が少数派といってもいい位、万能の付け合わせ・トッピングと言えると思います。お腹にたまるしほぼノーカロリー。
が!!
先日理解できない現場に遭遇しました。
困惑・怒り・不信感がごちゃっとしたやるせない気持ちになったので、ちょこっと語らせておくんなまし。
『大豆もやし』の賛否
仕事場の近くの有名ラーメン店『なりたけ』に行ってきました。
駐車場も広いですし、アクセスもなかなか&席数も多く、店員さんの手際もいいのでラーメンが出てくるまではほぼストレスフリーです。
新店のためか味は正直まだ深みがそれほど無い印象で、津田沼店や本八幡店(両店とも千葉県)と比べると開きがありますが、車があれば全く歩く必要が無い立地 なので良いカードとして持っておきたいですね。
そんなわけで、肉師匠、“チートデイ”って感じで普通に糖質を摂取する日はたまになりたけ行ってます。
今回も行きました。
…美味しそうです。
しかし。
しかし!!
この日のもやしは
許せない。
なぜ
なぜに。
なぜに大豆もやしなんだ…
写真では見づらいかもしれませんが(ショック過ぎて、もやしを再度撮影する発想が出てきませんでした)、豆がデカいのが分かると思います。
実はそんなに今までもやしの種類って気にしていませんでした。っていうのも、ラーメンにこのもやし乗っけてる店に出会ったことが無いから。でも運ばれてきた瞬間に違和感が。「あ、今日豆付きなんだ」と。
ちなみに普段のなりたけのもやしはコレ。一応二日分載せます↓↓
豆、無いでしょ?
んで食べ進めます。
食べれば食べるほど、うっすら感じていた最初の違和感がだんだんと膨れ上がり、もやしを片付ける頃には頭の中に”困惑”の2文字が駆け巡っておりました。
はっきり言ってこのもやし、ラーメンの邪魔です。少なくとも、なりたけには合わない。
合わないと感じた理由
まず、ラーメンで使われる超メジャーなもやしがこれ。
『緑豆もやし』
これも、なりたけ↓
見慣れてますね。普通のスーパーに行って特に何も考えずにかごにもやしを突っ込むと大体これです。成城石井とかコンビニで言えばナチュラルローソンなど、素材にこだわる店舗に行けば『ブラックマッペ』という種類もあるはずです。こちらは緑豆もやしよりも細く、食感が「シャキッ」というよりも「ジャキッ」系のもやしです。もやしに興味が無い人は、緑豆もやしとの違いを気にせず食べているはず(笑)
噛んだ時の歯ざわり・触感以外に大きな特徴が無いため、ラーメンの邪魔にはならずトッピングには打ってつけですね。ザ・王道。
『大豆もやし』
そして今回ラーメンに乗ってきたもやしがこれ。
まず、豆がデカい。デカいがゆえに豆の味が強い。ナムルでよく使いますね!緑豆と比べると家で使う頻度は少ないと思いますが、韓国料理ではよく使われているので見慣れた品種だと思います。
更に大きな特徴は、豆と反対側のヒゲが太くて固い。口の中に入れると、もやしのヒゲの舌触りがしっかり感じられます。
つまりラーメンと何が合わないかっていうと
大豆もやしの大豆の味の主張が強すぎて、ずっと豆の味がするんですよ。そして豆が割とボソボソする感じです。枝豆とグリーンピースの中間を想像すると分かりやすいかな。そのボソボソ感が、もやし1本につきもれなく1粒ついているんですよ。スープに合う訳がない。
またしっかりしたヒゲも問題です。当然麺を食べるわけですが、麺のもちもち感とヒゲの筋っこい繊維が全く合いません。頬っぺたや舌にザラッとした糸っぽい感じが残ったまま一緒に麺を飲み込む状況になるので、口の中の食感が分離して集中できない感じ。筆者は諦めてもやしだけ完全に片づけてから麺を食べました。。
大豆もやしがラーメンにあまり使われない理由が個人的に判明
世界には凄まじい数のラーメン屋が存在しますが、大豆もやしをあえて使っているラーメン屋は超少数ではないでしょうか。めちゃくめちゃ癖あります。大豆もやしを使っている店舗があるとしたら、おそらく大豆もやしを中心にラーメンを開発しているのでは?と感じました。
今回大豆もやしがなりたけに使われた理由はわかりませんが、店舗側の発注ミスか卸側の受注ミスと信じたいです。このまま緑豆もやしから路線変更するなら、もう行かない。そんなレベル。
ナムルやキムチで食べる機会は割とあると思うので(ラーメンじゃなきゃ本当に美味しい)
『肉師匠は合わないって言ってたけど、ほんとにラーメンに合わないのかな?』
と想像しながら一度食べてみてください!